全国のお母さん、毎日の食事作りお疲れ様です。ホント、毎日って大変ですよね。好きだったはずの料理も今となっては義務のような感覚になってきている私です。そんな食事作りの中で私が面倒に思う事が「お米研ぎ」特に冬場なんて水が冷たくて泣きたくなります。
一時期、本当にイヤでハンドルをぐるぐるやるやつだとか米研ぎ棒の検討を試みたのですが夫から丁重にNGをにいただきまして…ぴえん。だったら、無洗米ぃ…と言いかけると栄養がどうとかわざわざ無洗米で精米するのめんどくさいとか…。(ありがたい事に我が家は田んぼ持ちな義実家からお米を貰っています)
ヴゥゥゥゥ…あなたの大好きな土井善晴先生だってこう言ってるじゃん。
「今は米から栄養を取らなくてもいいわけでしょ」
土井善晴の和食アプリより
\ソウダ!!ソウダ‼/ 米のとぎ汁だって水質汚染…って、ん?違う違う、そんな話がしたいんじゃないのよ。
──脱線修正。
そんな我が家の米騒動があったのが4年前。そしてその時購入したのが「藤井器物製作所 3way水切りボウル」と言うちょっと変わった形をしたボウルでした。議論の末、これなら炊飯器の釜も傷つけず楽にお米が研げるのでは?と選んだのですが、思っていた以上に便利だったので長期使用レビューも含めご紹介したいと思います。
どんな用途に使えるの?
藤井器物製作所のHPがないのでAmazonから商品説明を拝借。
洗う・和える・さらす・水切りとボウルとザルの機能がドッキング。●米とぎにも最適です。
Amazonより
3wayどころか5way!!仕事しすぎ。
説明にあるように、「洗う」「和える」「さらす」「水切り」「米研ぎ」という多用性。すべてはちょっと変わった形状にあります。
ボウルと言っても底の部分が丸くなく傾斜のついた面になっています。その傾斜のお陰でザル側とボウル側に傾けることができるので水を溜めたり流したりがとってもスムーズ!1つでも5wayが叶えられる秘密となっています。
私は主に米研ぎに使っているのですが、その他にも玉ねぎスライスやもやしをさらしたり、茹でた乾麺やパスタのお湯切り・葉物野菜を茹でた時にザルの用途で使っています。和えるのは職業病のせいでなんとなく踏み込めてません。(衛生面がちょっと…ね)
洗う
穴の開いていない方に傾けると水を溜める事ができます。溜めたお水で野菜を洗い、穴の開いた方に傾けると水が捨てられるという仕組みです。
野菜のあく抜きや褐変防止に使うのも良さそう💡
さらす
ボウルを水平に置いて水を入れると、一定の量まで水を溜めることができます。一定を超えると開いている穴から余分な水が出ていくので流水でさらしておくことが可能になります。
ほうれん草のあく抜きや玉ねぎの辛み抜きに使うと良きです。
水切り
「洗う」でも書いた通り、穴の開いた方に傾けると水を捨てられるので野菜を洗った後の水切りや乾麺を茹でた後の水洗いからの水切りに便利です。もちろん湯切りもOK。
米研ぎ
私の用途のメインです。上記の「洗う」「さらす」「水切り」の全てを兼ね備えているからこそできる米研ぎだと思っています。洗い方の流儀はそれぞれなので割愛しますが、研ぎ汁を捨てる時にお米がこぼれる心配がなく気軽に水切りができるし、勢いよく注水もできる。もちろん釜で洗わないので炊飯釜を痛める事もなくいいことずくめです。
和える
仕方ないので和えるのご説明を。水切りをした野菜や湯切りしたパスタを穴の開いていない方に傾け、調味料やパスタソースで絡めて仕上げることができます。
分かりやすくママタスの動画も貼っておきます。
選んだ理由とメリット・デメリット
実は米研ぎボウルって世の中に沢山あります。その中で私がこの「藤井器物製作所 3way水切りボウル」を選んだ理由と使っていて感じたメリット・デメリットをご紹介します。
選んだ理由
・日本製が欲しかった。
やっぱり安心のメイドインジャパン。価格帯が同じ位ならやっぱり日本製でしょう。と言う事で選びました。
・ステンレス製が欲しかった。
安価なプラスチック製もあったのですが、毎日使うものですしそれなりの強度も欲しかったのでステンレス製で探していました。
・口コミが多く、米研ぎ以外でのレビューも良かった。
レビューが多く、評価も高かったので参考にしました。特に米研ぎ以外の用途でのレビューもよかったので購入の決め手になりました。
メリット
・ステンレス製なのに軽い
大きさの割に本当に軽いです。大きさと重さのギャップに驚きます。お陰で研いだお米やお水が入った状態でも扱いが楽で助かってます。
・強い
ステンレス製なのでさすがの強度。4年経った今でも壊れたり歪んだりする事もなく、多少の水垢は気になりますがピカピカのままです。
・水替え・水切り時のストレスがゼロ
米のとぎ汁を捨てる時、お米が逃げないように慎重に水替えをしていたのですがこれに変えてから全く気にせず水替えしています。水切りも早いのでストレスゼロです。
・多用性に長けている
レビューで参考にした多用性を実際に試してみた所、非常に便利で使いやすかったので重宝してます。持っているザルやボウルの出番が減りました。
・ザル面がパンチングで洗いやすい
普段、ザル類を買う時はスポンジでも洗えて目詰まりもしにくいパンチングと決めています。こちらの商品もザル面がパンチングなので洗う作業が楽で助かっています。
・洗い物が減った
さすが3wayをうたっているだけあり、洗いからの水切り作業で本来ならボウルとザルと言う2つの洗い物が存在するはずだった所を1つで済ませてくれています。
・夫もお米を研ぐようになった
これ、実は一番のメリットなんじゃないかと。この商品のお陰で米研ぎのハードルが一気に下がったので「俺、やっとくよ」が増えました。お子さんにお願いするときも気軽にお願いできそうですね。
デメリット
・価格が高め
他のステンレス製のボウルやザルに比べると安くはありません。下手すると3個セットのステンレス製ボウルが2セット、もしくはパンチングザルの3個セットが1セット買えます(笑)
・結構デカい
お米5合まで洗えるボウルなので結構な大きさがあります。比較として5.5合炊きの炊飯釜を隣に置いてみましたがほぼ同じかちょっと大きい位。高さはほぼ同じ高さです。
・収納場所に困る
大きいので収納場所に困りました。使って水切り場に置けば乾くまで他の物が置けないし、かと言って拭いて収納しておく場所も確保できず。苦肉の策で思いついたのはシンク上に吊り下げる方法。毎日使う物なのですぐ使えて水切りも楽に出来る場所というのが一番の理由です。使ったあと吊り下げるだけなので水垢ひどい…。
まとめ
今回は「藤井器物製作所 3way水切りボウル」を紹介しました。
あまりに便利すぎて我が家の空気と化していたこのボウル。そういえばキミの事、超便利なのに推してなかったね。と言う訳で今回のこの記事となりました。
長期使用レビューと銘打って書き始めたものの、4年間ほぼ毎日使っていても水垢が若干あるという事以外に全く劣化が見られず、現役バリバリで使えちゃってます。なにか劣るものがあればよかったんですが…すいません。長期使用レビューのし甲斐がないというのはまさにこの事なのかと。
それほど便利で長持ちする商品なので、私の様に米研ぎが苦痛な方や新生活を始めるにあたってボウルやザルを購入しようと考えている方にオススメしたい商品です。